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「西寒野のかけ干し米」稲刈りモニター体験レポ

活動報告

20191012(土曜日)13(日曜日)の二日間、甲佐町の西寒野(にしさまの)地区にて「かけ干し米」の稲刈り体験を行いました。

この体験は、甲佐町まちづくり協議会が主催となるもので、今回のモニター体験にご参加頂いた方の声を元に、来年度の事業化へ向けて、甲佐町での「体験アクティビティを皆んなで作ろう!」というプロジェクトです。

 

1日で稲刈りから精米まで、内容盛り沢山な体験ツアー

朝の930分、甲佐町役場農業研修センター「ろくじ館」に集まり、まずは農家さんから、今日1日で体験できる作業内容などのレクチャーを受けます。そこから実際の稲刈り会場までの道中は、自然豊かな甲佐町寒野地区を車で巡りながら、田んぼまでの道のりを走ります。

田んぼに着いたらそれぞれの自己紹介をして頂きました。熊本市内からの方が多く、小さなお子様づれから高校生の方まで女性が多く見られました。

インストラクターさんにマンツーマンで付いてもらって、丁寧に指導をしてもらいながら刈り進めます。

鎌の使い方に気をつけて稲を刈ったら、掛け干しする為の稲の束を作ります。乾燥させた藁で稲の束を、くるくるっと結ぶだけの簡単な作業ですが、やってみると、結び目が緩くなったりして意外と難しい…。それでも何度か繰り返すとコツを掴んで皆さん上手に稲の束を作っていらっしゃいました。

着々と刈り進めていったところで、満を持して稲刈り農機具「バインダー」の登場です!これまで必死に鎌で刈ったあとに登場させるなんて、農家さんの演出がにくいですね()

簡単に稲刈りができる手押しの機械「バインダー」は、大人の補助付きで子供でも簡単に刈り込む事ができます。「あんなに汗流して大変だったのに〜!!」と悔しがる声に農家さんはニヤニヤでした。でも、「昔の人はこんなに大変だったのね」、「お米はありがたく食べなんよ」。と子ども達との会話に出てきていたように、この体験が食育にも通じているようで、貴重な体験をさせて下さった農家さんに感謝です。

 

「かけ干し米」って?

西寒野の農家さん(井上さん)が作られている「かけ干し米」は、無農薬は当然のことながら、除草剤も使われていません。手間ひまをかけて大切に育てた稲を刈り取り、少しずつの束にして干し竿に引っ掛け、自然に乾燥させます。天日でじっくりと干すことで、お米本来の旨みや栄養がたっぷり蓄えられて美味しい「かけ干し米」になるそうです。このmagazineBOにも以前登場して頂いている井上さんのページに、もっと詳しく書いていますので是非チェックしてみてくださいね。

井上さんのページはこちらです。

 

田んぼで食べるおいしいお昼ご飯

作業もひと段落して、ちょうどお昼を迎えた頃。待ちに待ったメインイベント「田んぼでご飯」の準備が整いました。土鍋で炊いたお米はもちろん、「西寒野のかけ干し米」です。鍋ぶたを開けると、お米のおいしい香りが辺りに広がって、いっそう食欲をそそります!

地元農家さんが採れたて野菜を自ら焼いてくれるバーベキューは「茄子」と、「ヤングコーン」です。焼きナスもトロトロに仕上がって凄く美味しい!さらに、皮のついたまま焼かれるヤングコーンは絶品で、子ども達にも大人気でした。

 

このお野菜たちは、今日の集合場所「ろくじ館」でも販売されていて、「帰りに買って帰られる方が沢山いらっしゃいましたよ〜」。と後にろくじ館の館長さんからのお声も頂きました。野菜の他にも地元の方のご好意で猪肉やウィンナーなども頂いておりました。本当にどれも美味しくて、喜んでいただけてよかったです。

ご飯のあとは、近くの川まで遊びに行き、しばしの休憩です。この日は天気も良かったので、子どもたちは裸足でじゃぶじゃぶ川に入って遊んでいました。この辺では夏に蛍もたくさん見られると引率してくれた農家さんが教えてくれました。来年の夏が楽しみですね。

 

「脱穀」から「精米」までを体験する

午後になると、大きな脱穀機がある場所に移動しました。

かけ干ししていたお米の水分量を測り、良い頃合いになったのを見計らって脱穀していきます。大きな機械で危ないので持つ手に注意をして、慎重に脱穀していきます。みるみるうちに稲穂から削ぎ落とされたお米の粒だけが袋に溜まっていきます。

 

お米が取り除かれた後の「藁(わら)」で遊べるのもこの体験の醍醐味のひとつです。

脱穀ができたらいよいよ終盤戦です!精米ができる農家さんのお家に行って「お米」の出来上がりを見学させていただきます。

精米したてのお米を見せていただきました。最近の人気は「七分づき」だそうです。十分づきのお米と比べると、やや黄味がかっているのが分かります。

 

お土産は2キロのお米でした。

精米したてのお米をその場で袋詰めして、お土産にお渡し致しました。できあがったお米を見て皆さんビックリです!なんと、農家さんのアイデアで、この日に撮影した写真をラベルにしてくれていたのです!!「まさかラベルになってるなんて〜!すごく良い記念になりました」。「食べるのもったいない〜!!」。と、皆さんとても喜ばれていました。

 

稲刈りモニター体験を終えて

今回二日間に渡り、熊本市内や近隣の町から30名弱の方々にご参加いただきました。まちづくり協議会としても初めての試みで、至らない点も多々あったかと思いますが、農家さんや地元の方のご協力もあり無事に体験イベントを終えることが出来ました。ご参加頂いた皆さまにも「楽しかったです!」、「またやりたいです」。など言って頂けて、これからもっと甲佐町を楽しんで頂けるような、体験アクティビティを作っていけたらな、と思っております。その際は、是非また甲佐町に遊びに来てくださいね♪お待ちしております。