天然ミネラル74種類を含む商材を持っているのはコーラルだけ!
今回取材して初めて知った「化石サンゴ」という名前。
サンゴといえばミネラル(?)という位の認識しか持っていなかったのですが、
ここ甲佐町で化石サンゴのあらゆる商品を開発、製造、販売されている会社があるとの噂を聞き、潜入取材をさせていただきました!
「コーラルインターナショナル(株)」は、昭和52年に沖縄で設立されました。甲佐町出身であった代表取締役社長の大城氏が、故郷に錦を飾りたいという気持ちで甲佐町に拠点を構えられたのが平成28年7月。
当初は建築資材として使用されていた化石サンゴ。ある時、その化石サンゴを路盤材として使用していた所から、水田に水が流入している所の稲の育成が良いことを発見。
追求していくと、この化石サンゴには、74種類ものミネラルが含まれていることが判り、現在では土壌改良材、ろ過材、家畜飼料、サプリメントまで幅広い商品開発がされています。
「化石サンゴ」の謎に迫る
ミネラル豊富で魅力的な「化石サンゴ」とはいったい?
少し調べてみましたのでしばしお付き合いを。
世界でも有数のサンゴ礁の宝庫として知られている、日本の最西端の島「与那国島」の海底で形成されたサンゴ礁。海面低下や地殻変動により地表面に隆起したものを「化石サンゴ」と言うそうです。与那国島の化石サンゴは、海洋汚染などの影響を受けることなく、生時の状態がそのまま保存されており、魚の骨や貝殻片を含まない高純度で安心安全な素材とのこと。
コーラルインターナショナル(株)で作られた様々な原材料や商品は、
全国だけにとどまらず、世界中に羽ばたいているというのだから驚きです。
噂によると、サプリメントはトップアスリートもご愛用されているとか…!?
熊本県北の鹿本町で作られている「庄の夢」というお米は、なんと5年連続で最高級特Aを受賞しているとの事!!
ミネラルたっぷりのお米…甘くて美味しそう、、想像しただけでお腹がすいてきますね笑。
県内でも有名な七城町のメロンドームで作られる全ての「元気野菜」にも、「どなん」が使われているというのだから驚きです。知らず知らずのうちに私も摂取していたという事ですね…!
甲佐町内でも農作物を作られる農家の方々が御用達されているのが、「どなん」という土壌改良剤です
豊富に含まれるミネラルの作用で、土壌の微生物がよく育ち、肥料の効果を高めたり、柔らかい土になったりと、まさに良い事尽くめですね!
この土壌で作られた作物は、甘味が増したりするなど美味しい作物になるそうです。
実際にこの「どなん」を使われている清村農園さんにお伺いしましたところ、「カルシウム分が豊富で、葉っぱの色も良く活き活きと育つ。」と絶賛されていました。
秘密の?工場にいざ潜入!
工場の入り口には、やっとお目にかかれた「化石サンゴ」が!!!
「お、大きい…。この大きさでお幾らするのだろうか…。」と、すぐ下世話な想像をしたのと同時に、「持ってみますか?」とお勧めされましたが、考えただけでも恐ろしいので丁重にお断りさせていただきました笑。
写真は工場を案内してくださった工場長の高山さんと品質管理の上里さんです。照れながらも写真を撮らせていただきありがとうございました!
この甲佐町にある工場では、毎日土壌改良材やサプリメント製品などが作られています。
与那国島で採取された化石サンゴを、船で鹿児島へ運び、陸送で甲佐町まで運んでくるのに約1週間。それから食品用の化石サンゴはクリーンルームという建物内で厳しいチェックを行い、原材料になった化石サンゴ達が様々な商品に生まれ変わるわけです。
次世代へつながる自然の循環
社長のお言葉に「幸せの循環」との言葉があると、今回ご対応いただいた営業部の方が教えてくださいました。
例えば、化石サンゴでできた肥料で育てたミネラルたっぷりの野菜を、子どもたちがいただく。自然の栄養を余す事なく、作物に還元し美味しく、ありがたく頂戴するって素晴らしいエコですよね
事務所内にある商品の展示コーナーには、サプリメントのほか、化粧品もありました。多種多様に生まれ変わっている化石サンゴの力、最近は壁材への原料提供も行っているそうで、本当に幅広い!そして可能性が無限大ですね!!
これからもっと、この甲佐町から次世代へ幸せの循環が広がっていきますように。
コーラルインターナショナル(株)の化石サンゴに乞うご期待です!