2020年、夏OPEN。甲佐発のグランピングスタイル
この甲佐町でグランピングが体験できる施設として、オープン以来賑わいを見せている「common IDOE」。
ここは、熊本地震などで痛んでいた旧井戸峡キャンプ場を甲佐町が全面リニューアルを手がけ、気軽に手ぶらで利用できる快適なアウトドア施設として生まれ変わりました。
管理運営を行うのは地元で活動を広げている一般社団法人パレット、甲佐町出身の30代を中心とした若手が集まって、感性豊かに新しい交流拠点を盛り上げています。
今年度から新たにパレットの一員になられ、キャンプ場の管理人もされている東さんにお話を伺いました。
Q:この甲佐町に来られた(パレットに入社された)きっかけは?
A:同世代の代表や理事の方々が、頑張られているのを知り、自分も一緒に盛り上げていきたいと思ったのが、入社のきっかけです。
Q:オープンからひと月あまり経ちますが、反響はいかがですか?
A:夏休みもあり沢山の方々にご来場頂き、激励の言葉や改善して欲しい所のご指摘を頂けました。
Q:今後の、キャンプ場の見どころや展望を教えてください!
A:ソロでもご家族でも、それぞれの楽しみ方ができるのがこのキャンプ場の魅力だと思っています。「Common=共通の・共有する」という意味があるように、みんなで楽しさや思い出を共有できる場所になって欲しいですね。
まだまだ未完成な部分もありますが、これから色んなことを試して楽しみながらキャンプ場を作り上げていけたら良いなと思っています。乞うご期待です!
気になる施設の中を散歩してみます。
まず目に飛び込んで来るのは「スターシェード」と呼ばれる大きなテント。芝生広場では子供達が縦横無尽に走り回る事ができて、とっても気持ち良さそうです。このスペースは泊まり客でなくても自由に立ち入ることのできるフリースペースで、テントの下で読書をしたり、追いかけっこをしたり。交渉次第では、1日貸切のイベントスペースとしても使えるかもしれないとのことで、使い方も無限に広がる広場となっています。
管理等で受付をすませると早速大きなグランピングのテントに案内されます。
テントの中にはベッドやかわいいラグ、クッションなどの設えがされていてまるでお部屋の中にいるみたい(?)と錯覚してしまうほど。
空調管理もされていてテントの中だということを忘れてしまうようです。
なんとこのグランピングテント、4人用の大きいテントが4つあるのですが、それぞれにデザインやカラーの違うラグや家具が置かれていて、毎回どのお部屋になるかはお楽しみとのこと、どれも可愛くカッコ良い雰囲気でとても良いです♪
2人で楽しめる小さめのグランピングテントもあるとのことで、少しスペースは小さめですが居心地の良い空間に仕上がっていましたよ。
宿泊の際にセットで予約となるBBQのセット、大満足の内容をご紹介します。国産牛や豚肉、鶏肉がぎっしりと詰められているプレートに、野菜の盛り合わせ、前菜にはサラダやアヒージョ、それに季節のフルーツまでついて来るのだから、満腹、十分なBBQが楽しめそうです。
お子様用にはカレーやハンバーグのメニューもありましたのでご予約の際にご注文くださいとのことでした。
ちょっとずつがぎゅっと集まった憩いのcaféスペース
大小幾つか建ち並ぶ建物の中に、何やら気になる看板が。。
「DOOR BOOKS?」
扉を開け中に入ってみると、なるほど、本屋さんが広がっていました。何気なく眺めていると、キャンプに関わる本だけでなく、小説や絵本まであります。
本の取り揃えがバラエティーに富んでいてあれもこれもとついつい手にとってしまいます。
私もつい買ってしまいました!(笑)こういった本の取り揃えが珍しい甲佐町にとっては貴重な存在ではないでしょうか?
同じ建物内にあるカフェコーナーでは、「夢みるく」の牛乳を使ったソフトクリームやご褒美フルーツドリンク、クラフトビールが楽しめます。
目の前を流れる緑川を眺めながら、オープンデッキでゆっくり過ごしてみてはいかがでしょうか?
川沿いに降りると、水遊びのできるスペースが。子供をチャプチャプ遊ばせるのに丁度良いですね。遊泳は禁止とのことなので、水遊びはもちろん保護者の同伴のもと安全に行ってくださいね。
水遊びをした後はコインシャワーも用意してありました。宿泊のお客様にはタオルやシャンプー、石鹸類がアメニティについて来るとのことですが、その他に貸し出しはありませんので、ご自分で準備してくるのがマストのようです。
いろんな楽しみ方ができるアウトドアフィールド
川沿いの木立が並ぶスペースは、持ち込みのテントを貼れる区画サイトとなっていました。とっても広いので横の距離を気にすることなくソロキャンプも楽しめます。
直火は禁止ですので、焚き火台をご用意くださいね。
薪の販売もされているようですので、詳しくはスタッフの方へお尋ねください。
キャンプに来て気になるのが、水道設備やゴミの処理問題。
ここcommon IDOEでは、そんな不安も解消してくれる洗い場やゴミ捨て場が設置してあります。基本的には「燃えるゴミ」と「ビン」はお持ち帰りとの事ですが、生ゴミや缶を捨てる事ができるのは嬉しいポイントですね♪
大人から子供まで、楽しさを共有できる場所
熊本ではまだまだ数少ないグランピング施設。
「キャンプってハードルが高くて…。」と思いがちなそこのあなた。グランピングは手ぶらで、気軽に、誰でも楽しむ事が出来るんです!大人も子供も大満足のキャンプで最高の思い出をつくりませんか?
詳しくは当施設のホームページをご覧ください、甲佐町でお待ちしています♪