朝採り野菜からうなぎの蒲焼きまで!?ここに来れば甲佐町のアレコレがなんでも揃う直売所
主に甲佐町の生産者さんで構成されている「甲佐町青空市場運営委員会」が運営している「ろくじ館」。創業以来、町の食卓を支える大切な市場としてみんなに親しまれています。最近では町外からのお客様も増え、朝9時のオープンから夕方まで毎日たくさんの方がお買い物に訪れます。
そもそも、「ろくじ館」という名前の由来は何でしょう?勘の良い方はお気づきだと思いますが、「一次産業」の生産、「二次産業」の加工、「三次産業」の販売・流通、その3つを「一+二+三」と足したら「六(ろく)」となることから「ろくじ館」と名付けられたそうです。
生産から加工、販売とみんなでひとつになって盛り上げよう!という意味があるのでしょう。
人気の秘密はなんといっても新鮮なお野菜。そして驚きのお値段!
「や、安い…。」こんなんで農家さんの儲けはあるのか…と要らぬ心配をしてしまうほどに安いんです笑。ろくじ館の野菜に見慣れてしまうと、他所のスーパーでは買い物できないという嬉しいお声も聞こえるほど、いつも新鮮でピカピカのお野菜が並んでいます。
ろくじ館に加盟されている生産者さんの人数は町内外を合わせると200名を優に超えているとのこと。年末年始のお休み以外、毎日朝からたくさんの生産者さんがお野菜を並べに来られています。
果物も桃やスイカ、マンゴーと季節に沿っていろんな商品が並びます。
そして根強い人気を誇るのが「生花」です。甲佐町の町花である菊をはじめ、カーネーションや向日葵など四季折々の花が良い香りです。
生産者さんと買い物客が直接触れ合えるのも「ろくじ館」ならではの良いところです。納品に来られた農家の方と楽しくおしゃべりされている光景は、スーパーなどでは見かけない光景だなぁ。とこちらもなんだかほっこりします。
お弁当や鮎の塩焼き、商店街の人気店のお弁当や味の良いお寿司、お惣菜までなんでも揃っています。
町のチャレンジの場でもある「ろくじ館」
ろくじ館には、創業時から漬物などを作られている加工部があります、これまでもたくさんのチャレンジをされてきた中でも好評だったのが、加工部による漬物バイキングや、甲佐養鰻場「鰻屋源八郎」の鰻の蒲焼を使ったミニ鰻丼の試食販売会。
昨今の感染症の影響で販売会は一時中断されていますが、状況が良くなったらまたお目にかかりたいイベントです!
甲佐蚤の市にそのミニ鰻丼をもって出店された際には、長蛇の列ができるほどの人気ぶりでした。(写真は試食用なので、実際振る舞われた鰻丼はもっと豪華でしたよ♪)
この鰻の蒲焼はふっくらフワフワとしていて、全く臭みのない上質な鰻の蒲焼で贈答品にも喜ばれています。真空冷凍で販売されていますので、湯煎で温めるだけの簡単調理です。是非一度ご賞味ください♪
最近ではインターネット販売にも力を入れられています。「朝採り新鮮野菜が全国で食べられる!」と大変人気のようです。
「ネット販売の売れ行きはろくじ館にとっても、生産者さんにとっても良い刺激になっています。もっとたくさんの方に甲佐町の良さ、美味しさを味わってもらいたい。商品のラインナップも充実させていきたいですね。」と館長のお言葉。
小さな店構えながらも、常に活気がある甲佐町の直売所「ろくじ館」。これからも、生産者さんとお客様が毎日元気をもらえる場所であり続けて欲しいなと思います。
年末年始以外は毎日営業されておりますので、甲佐町にお越しの際は是非お立ち寄りください!