どんな会社?
熊本県の益城町にある会社で、衣料品の生地に使われる糸を作っている会社です。
燃えにくく、破れにくい丈夫な糸が作られており、主に作業着や軍手などに活用されています。
糸の種類はいくつもあって、白い糸や色付きの糸、その大きさで分けられて製造されています。
社長にインタビュー!
- 会社設立までのお話を聞かせてください。
- 本社は県外にありますが、県との繋がりで現在の場所に工場を構えました。
- 従業員の方は何名ほどいらっしゃるのですか?
- 現在は、60名ほどの社員が働いています。
- 益城町との関わりはなにかありますか?
- 昔は近くにプールがあったのでそこの運営や、お祭りでの盆踊りに会社で参加したりしていました。熊本地震後は復旧工事などを乗り越え、2017年8月から工場を再開することができています。
- 会社のアピールポイントを教えてください。
- 一番こだわっているのは品質です。燃えにくく破れにくい糸を作ることで、使われる方の安全性の向上、現場での事故を未然に防ぐ事を目指しています。
1日の仕事の流れ
- 荷出し
- 出荷先へ製品を送る準備を行います。
- 部品交換
- 糸を巻く機械の部品を交換します。
- ロービイング張り
- 糸になる手前の工程です。
- リング拭き
- リングについた油(錆止め)をキレイに拭きます。
- エプロン換え
- 一度に交換できない量のエプロンと呼ばれる部品を、1日一台ずつ交換します。
- 作業終了
- これで一日の工程が終了となります。
社員になってみた感想
ロービングの取り付けやリングふきのほか、ローラー交換や部品の組み立てなど、いろんな仕事を経験することができてよかったです。やってて楽しい仕事や、きつい仕事も当たったけど、一つ一つの仕事にとてもやりがいを感じました。学校と社会の違いは、コミュニケーション能力だと思います。実際に社会に出たら、いろんな年代の人と関わらなくてはいけないのでコミュニケーション能力は必要だと思います。私は、この事業所で沢山の仕事を経験することができました。その中で、きつい仕事も経験し働くことの大変さを知りました。また、同じ失敗を繰り返さないということが大切だと学び、今後の卒業後の生活に生かしていきたいです。