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土木の名手でもあった肥後熊本藩藩主・清正公の功績を訪ねて(鵜の瀬堰)

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清正公の偉業を今に伝える鵜の瀬堰

今回は、甲佐町を流れる一級河川・緑川中流にある鵜の瀬堰(うのせぜき)をご紹介します。熊本市内方面からであれば、国道443号線を甲佐小学校前の交差点で左折。県道220号線へ入り、道なりに約2分。右手の緑川にかかる堰が、慶長13(1608)年に完成した鵜の瀬堰です。これはドローンで撮影した上空から見た鵜の瀬堰の全景です。

昔から緑川の氾濫で悩まされてきた甲佐町。江戸時代に肥後熊本藩の藩主となった加藤清正公がこの地域の治水に臨んだとき、夢の中で斜めに並ぶ鵜の姿を見たそうです。夢の中の光景に着想を得た清正公が斜めに堰をかけてみたところ、水の勢いを抑えることができたという逸話が残っています。

甲佐町の農業を支える灌漑用水として

堰によって分けられた支流は、右の道路沿いにやな場へと流れていきます。やな場は6月~11月の期間限定営業となっており、シーズンを迎えたら改めてご紹介します。

現在は一部を残しコンクリートで補強されているため、清正公が築いた当時の面影はほとんど残されていない鵜の瀬堰。もともとは一辺が1mから1.8mにもおよぶ立方体の大石を並べた荘厳な光景が広がっていたといわれます。この堰が作られたことにより平野部に灌漑用水が行き渡り、甲佐町の農業を支える重要な役割を担っています。

堰周辺には河原がないため、川遊びにはさらに下流域の川辺を利用されるのがオススメですが、水面を優雅に泳ぐ水鳥や川を横切る歴史的遺構を眺めるのにちょうどよいビュースポットがあります。甲佐神社のすぐ近くですので、ドライブの際はぜひ車を止めてご覧になってみてください。

INFORMATION

鵜の瀬堰

住所
〒861-4607 熊本県上益城郡甲佐町豊内 県道220号線 MAPはこちら