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創業百余年 地元を愛し地元に愛されるお肉屋さん 高田裕三さん(「高田精肉店」代表)

会いにいく

今だから言える「にらメンコ。」開発秘話

本日は、甲佐町の名物グルメ「にらメンコ。」の生みの親、高田裕三さんに会いに行きました。

高田精肉店は創業百年を超える肉屋の老舗。高田さんは三代目となります。実は高田さん自身は牧場を経営していて、跡継ぎのいない親戚の「高田精肉店」を引き継ぐかたちで甲佐町へ。商店街周辺の皆さんに親しんでもらってきたが、熊本地震での建物に大きな被害が出たためにやむをえず移転。町の中心部からは離れてしまったが、ふらりと立ち寄られるお客さんも増えたそうです。

高田精肉店の代表作といえば、甲佐町ブランド品を示す「こうさんもん」にも認定された「にらメンコ。」。その誕生のきっかけは、10年ほど前にさかのぼります。「町の方から、甲佐町で生産の盛んなニラを使った名物を作ってみませんかという依頼があったんです。挽き肉とニラは相性が良いので、ギョウザはどうかと提案をいただきましたが、どうせならボリュームとインパクトのあるメンチコロッケにしようと思いました」。

ニラ独特の匂いのこともあり、最初は食べるのを敬遠されたという「にらメンコ。」。しかし、実際に食べてもらうことで美味しさが口コミで広がり、次第に好評を得るようになったそうです。「ニラの苦手なお子さんも、「にらメンコ。」なら食べると言っていただくと嬉しいですね」と、高田さん。

店内にはテレビ局の取材で訪れたタレントさんの色紙がいっぱい!メディアで取り上げられることも多いそうです。

店内には肉だけでなく地元の農家さんが作った野菜の販売コーナーも。夕飯の材料がまとめてそろうのは便利ですね。

お肉を知り尽くした職人だからこそのサービスを

手書きのボードに描かれた高田さんのメッセージ通り、お客様に寄り添った柔軟な対応も町のお肉屋さんならではです。たとえば、バーベキュー用のお肉を用意したいときは、予算はもちろん、食べ盛りのお子様が好む赤身、酒を飲む人にあわせて部位を増やしたりと、気軽に相談にのってくれます。

キッチンカーを購入し、県内のフードイベントにも積極的に参加されている高田さん。奇しくも熊本地震発生前に導入していたおかげで、被災直後の避難所に温かい揚げ物を届けるのに役立ったそうです。ライフラインの復旧もままならない中、いち早く揚げ物を配布してくれた高田さんにお礼がしたくて、その後店舗に買いに来てくれたお客さんも多かったと、あの頃をしみじみと振り返る高田さん。

これからも甲佐町とともに

最後に今後の展開についてお話をうかがいました。「おかげさまで、最近は「にらメンコ。」が私たちの先を走っているような状態で、どこまで行けるのか老体にムチ打って頑張っていくつもりです。「にらメンコ。」が生まれたのも、甲佐町の皆さんのご協力があってこそ。甲佐町で育った名産品だからこそ、つねに甲佐町とともにあり続けたいと思っています。商品を通じて甲佐町をもっと多くの人に知っていただくことができれば何よりです」。

商売よりも「にらメンコ。」を通じて甲佐の魅力をPRし、実際に甲佐に遊びに来てもらえることが嬉しいと語る高田さん。その誠実な人柄が生んだ甲佐の名産品が、これからより多くの人に愛されることを願っています。

INFORMATION

高田裕三さん

職業
「高田精肉店」代表
出会える場所
高田精肉店 MAPはこちら